歯と健康の情報満載!  歯と健康の情報満載!
>> バックナンバー
口腔乾燥の原因

 2月、まだまだ寒さが厳しくなりそうですが、空気も乾燥しがちでお肌の方も気になりますね。また、のどの方も痛めがちで咳がなかなかとまらなくて・・・という声をよく聞きますが口の中も乾燥しがちです。そこで、今月号では口の中の乾燥、口腔乾燥の原因について、いくつかお伝えしようと思います。

 

 @口呼吸

長時間の口呼吸は、口腔内を乾燥させ、口腔粘膜の痛みやプラークの増加を引き起こすため歯周病や虫歯の発症を助長します。

 A嗜好品の過剰摂取

コーヒー・紅茶・緑茶に含まれるカフェインやたばこは、粘膜に対する刺激となります。

 B摂取水分量の不足

全身の機能を円滑にするには、成人の場合、1日あたり体重の1/20の水分摂取が必要とされています。
☆例えば、体重50kgの人では、1日に2.5lの水が必要ということです。

 C不十分な咀嚼回数

咀嚼回数の減少は、唾液腺の萎縮と唾液分泌の低下をもたらすことが知られています。よい習慣を身につけるには、成人からではなく、小さい頃からよく噛むということを本人に認識させ、家族全体として取り組む必要があります。

 D微量元素摂取不足

微量元素のうち、特に亜鉛は、細胞が新しく作られる際に重要な役割をしています。直接口腔乾燥症の原因とはなりませんが、唾液の分泌低下と合わさる粘膜細胞の再生がより阻害されることになり、口腔乾燥症の自覚を助長することになります。
☆亜鉛を多く含む食品・・・かずのこ・煮干・納豆・わかめ・アーモンド等

 E歯磨剤の過剰使用

多くの歯磨剤には、ラウリル硫酸ナトリウムが含まれており、粘膜を刺激したり、乾燥した粘膜の炎症を惹起することがあります。

以上のように、口腔乾燥症は食生活、咀嚼習慣と関係している事を理解して頂きたいと思います。


>> バックナンバー